【独自】背後から“跳び蹴り”強盗傷害の疑いで逃走していた28歳男を逮捕 家族とともに警察に出頭…被害男性は頭がい骨や腰を骨折し重傷 大阪・高槻市

2日朝、大阪府高槻市の路上で、男性が突然、何者かに背後から“跳び蹴り”され、頭がい骨や腰の骨を折るなどの重傷を負った上、カバンを奪われた強盗傷害事件で、大阪府警が、逃走していた20代の男を逮捕したことが7日、捜査関係者への取材で分かりました。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、大阪府高槻市の無職・長屋和磨容疑者(28)です。
事件があったのは、高槻市天神町の路上で、2日午前7時ごろ、「男性が倒れている」と通行人から警察に通報がありました。
警察によりますと、56歳のアルバイトの男性が歩いて帰宅していたところ、突然背後から男に尻を跳び蹴りされ、転倒。男は男性に「大丈夫?」と声をかけた上、男性が持っていたカバンを奪って逃走しました。
■防犯カメラに一部始終!帰宅中の男性に跳び蹴り…再び近寄ってカバンを奪い逃走
現場付近の防犯カメラの映像には、男性が歩道上で下を向いていたところを突然、背後から走ってきた男が“跳び蹴り”をし、男性が路上に転倒する様子が映っていました。男は一度、その場から立ち去りましましたが、約1分40秒後に再び現れ、男性のカバンを奪って逃げていきました。
男性は入院中で、頭がい骨や腰の骨を折るなどの重傷です。
大阪府警は強盗傷害事件として捜査していましたが、捜査関係者によりますと、6日夜、長屋容疑者が家族とともに警察に出頭したということです。警察は長屋容疑者の認否を明らかにしていません。
長屋容疑者と被害者の男性の間に面識はなく、奪われたカバンには金品などは入っていなかったということで、警察が詳しい経緯などを詳しく調べています。