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パスポート不所持、日本国籍男性を誤認逮捕

2014年8月14日 17:59
パスポート不所持、日本国籍男性を誤認逮捕

 茨城県警牛久警察署が、フィリピン出身で日本国籍を持つ男性をパスポートを持っていないとして誤認逮捕していたことがわかった。

 警察によると、13日昼過ぎ、茨城県牛久市のJR常磐線のひたち野うしく駅前で、「不審な外国人がいる」との通報があった。警察は交番で20歳の男性を事情聴取したところ、片言の日本語でフィリピン人であることをほのめかしパスポートを持っていなかっため、男性を出入国管理及び難民認定法違反の疑いで現行犯逮捕した。しかし、逮捕後に男性は日本国籍を持っていることがわかり、逮捕から約7時間後に釈放された。

 牛久警察署は、国籍確認が不十分だったことを反省し、再発防止を徹底していきたいとしている。