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年金情報“流出”菅長官「再発防止に全力」

2015年6月2日 12:08
年金情報“流出”菅長官「再発防止に全力」

 日本年金機構の情報システムが外部からの不正アクセスを受け、受給者の個人情報、約125万件が流出したとみられる件で、菅官房長官は2日午前、「実態把握を徹底的に行い、再発防止に全力で取り組む」と強調した。

 菅官房長官「(厚労省中心に)情報流出の実態把握を徹底的に行うとともに、流出した方々にご迷惑をおかけしないよう、万全の対応、問題の検証および再発防止対策に全力で取り組んでいるところ」「情報セキュリティーに対する日本年金機構の認識の甘さというのはあったと思うし、内規でやるべきことをやっていない部分というのは、ここはその責任は免れないと思う」

 また、職員に届いたメールのタイトルは「厚生年金基金制度の見直しについて(試案)に関する意見」など、複数あったことが分かっていて、警視庁はネット上の住所に該当するIPアドレスなどを解析し、発信元の特定を進める方針。