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年金機構 不正アクセスで加入者情報流出か

2015年6月1日 19:00
年金機構 不正アクセスで加入者情報流出か

 日本年金機構は、職員のパソコンが不正にアクセスを受け、加入者の氏名や住所などの個人情報約125万件が流出したとみられると発表した。

 日本年金機構は、職員のパソコンが不正にアクセスを受け、加入者の氏名・生年月日・住所・基礎年金の番号など個人情報約125万件が流出したとみられると発表した。先月8日から18日までに数人の職員のパソコンに外部から不正なアクセスがあり、情報が流出したことが先月28日にわかったという。職員がパソコンに送られてきた電子メールの添付ファイルを開けてしまったため、外部から不正にアクセスされ、職員のパソコンか、または加入者の連絡先などを管理しているシステムから個人情報のファイルが流出したとみられるという。

 日本年金機構は警察にも捜査を依頼するとともに、情報が流出した人の基礎年金番号を変更した上で、個別に郵便で通知するほか、専用の相談電話を設置した。

 【専用電話窓口】問い合わせ先:0120-818211

 年金を所管する塩崎厚生労働相も、1日午後会見し、謝罪した。