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梶浦由記、ツアーに幕…心残りは「小籠包」

2014年4月20日 20:13
梶浦由記、ツアーに幕…心残りは「小籠包」

 作曲家で音楽プロデューサーの梶浦由記が20日、東京・NHKホールで全国ツアーの最終公演を行った。

 梶浦のソロプロジェクト「Fiction Junction」名義のアルバム「elemental」を引っさげてのツアーで、ここまで大阪→仙台→札幌→大宮→名古屋→福岡→台湾と転戦。
 ファイナル公演の開演前に取材に応じ、梶浦は「もう(終わるのが)寂しくて寂しくてしょうがないので、また(ツアーを)やろうかなと思っています」と名残惜しそうに語った。

 札幌、福岡、台湾は初訪問先で、「たくさんの新しいお客さまにお目にかかれて、すごく楽しいツアーだった。ライブの中で曲が熟成していく感じがすごく新鮮でした」と充実の表情で回想。
 台湾公演はとりわけ思い出が深く、「最後にたどたどしい中国語で『また来ます』って言った時、ものすごく会場がわいてくれたんです」と確かな手応えをつかんだ。食も口に合ったようで「小籠包だけ食べられなかったんですけど、スープがすごくおいしくて。薬膳が入ったスープがどこに行っても出てくる。また行きたいし、次に行ったら小籠包を食べたい」と“宿題”を自らに課した。

 NHKホールにはこの日、3500人が来場。梶浦はアルバム収録曲を中心に全24曲を演奏した。