８月いっぱいでグループを卒業すると発表したＳＫＥ４８の松井玲奈（２３）が１１日未明、都内で会見を開いた。

　スポーツ紙が１０日付の紙面で「玲奈が卒業を決意した」と報道してから、ファンがツイッターに真偽を確認する書き込みをしたほか、メンバーからも連絡が殺到するなど反響は大きかった。「あんなに大きく自分の記事が出るのは今までなかったことなので、ビックリしました。ニュースが出たことでメンバーやファンがこんなに反応してくれたことも驚いています」と玲奈。
　“ダブル松井”として一緒にＳＫＥを引っ張ってきた松井珠理奈（１８）とも話をしたそうで、玲奈は「『寂しい』って言ってくれました」と相棒のリアクションを取材陣に報告した。

　卒業まであと２カ月だが、「発表から卒業までの期間がすごく短いので、ショックを受けているファンの方もいらっしゃると思いますが、とても濃い２カ月にしたい。楽しいこととか、ファンの方との思いでもたくさん作っていきたい」と約束。アイドルとして「やり残したことはない」と言い切った。

　今後は夢だった女優業にまい進する。「このあいだ舞台も経験させていただいて、舞台で生の芝居を作るっていうことも楽しいなと思いましたし、映像の方も興味深いので、いただけるお仕事の中で自分が挑戦することが大事。どんなことにも挑戦して頑張っていきたい」と、きりり。
　恋愛も解禁になるが、玲奈はその点について聞かれると「恋は別にいいです」と即答し、「恋より友達がほしいですね。お話を聞いてくれる人がほしい。寂しい？寂しくないですよ」と語って報道陣を笑わせた。