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コロナ禍で引退した選手たちによる「LAST GAME」 女子バスケ高田真希が企画

2022年5月5日 7:02
コロナ禍で引退した選手たちによる「LAST GAME」 女子バスケ高田真希が企画
コロナ禍で引退した選手たちの試合を企画したデンソー・髙田真希選手
◇Wリーグオールスター 2021-2022 in 代々木(4日、国立代々木第二体育館)

コロナ禍により2年ぶりの開催となったWリーグオールスター。有観客で行われた試合には1003人のファンが集まり、通常のリーグ戦とはひと味違った試合を楽しみました。

集まった1003人の観客が盛り上がったのが、Wリーグ引退選手による「LAST GAME」。この引退試合は東京五輪女子バスケットボールで銀メダルを獲得したキャプテンの高田真希選手(デンソー)が企画した試合です。

高田選手は「競技人生のラストを思い通りに描けなかった選手たちに、もう一度プレーする機会を作り、悔いなくプレイヤーとしての人生を終えてほしかった。ファンの皆様の前で、家族・友達が観ている中で、最後プレーしてほしいと思った」と、その理由を話しました。

出場選手はおととしの新型コロナウイルスの流行中に、最後のシーズンを終えた選手たちで、大崎佑圭さん(JX-ENEOS)や、栗原三佳さん(トヨタ自動車)が出場。

引退選手たちによる「現役生活最後のプレー」に会場は大いに沸き上がりました。

試合を計画した高田選手は、「これまでやったことがなかった試みだったが、リーグの方に相談したら快くOKを貰えた。延期が続いたが開催できてよかった」とコメント。

翌5日には、バスケだけでなく様々なアスリートが集結。東京五輪ボクシング金メダルの入江聖奈さんや、北京五輪スピードスケート・団体パシュート銀メダルの高木菜那さんらによるシューティング王決定戦や、現役選手らによるオールスターゲームが予定されています。