韓国では23日の新たな感染者数が４９万人と、依然 高い水準が続いています。そんな中、今後の需要回復を見据えて、ソウルに大型ホテルがオープンしました。

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23日、韓国では感染者の累計が1000万人を超えました。(累計感染者　1042万7247人　23日午前0時時点　韓国・保健当局)これは国民のおよそ5人に1人が感染した計算になります。

感染状況は依然高い水準で、新規感染者は23日も49万881人と、先週17日の62万人に次ぐ多さとなっています。

こうした中、ソウル市内では22日、日本企業が手掛ける新しいホテルが開業しました。

記者
「韓国では新型コロナウイルスの流行がピークを迎えていますが、こうした中、日本系列の新しいホテルがソウルにオープンしました」

ソウル中心部を流れる川、「漢江」を臨む立地で、繁華街やビジネス街にも近い大型ホテルです。

運営会社・大和ハウスリアルティマネジメント　伊藤光博社長
「大きな大きな山を乗り越えてしっかりと今日に至ることができました」

新型コロナの流行などの影響を受け、開業は当初の予定よりも遅れたものの、今後の需要回復を見据えて開業に踏み切ったといいます。

ロイネットホテル　ソウル麻浦　上田理恵総支配人
「感染者数は依然減らず増えてはいるのですけれども、(韓国)政府の政策として隔離もずいぶん免除されてきましたので、今後、インバウンドの回復も早い時期にするのではないかということもありまして、開業させていただいた」

これまで、韓国に入国した人は7日間の隔離が義務付けられていましたが、21日からは、3回目のワクチン接種などを条件に順次、隔離が免除になります。

今後、日本からの観光需要が回復することを期待しているということです。