【速報】円相場、1ドル=158円台まで下落 約34年ぶりの円安ドル高水準を更新
円安の流れが止まりません。円相場が一時、1ドル=158円台まで下落しました。
外国為替市場で円相場は一時、1ドル=158円台まで下落し、1990年5月以来、およそ34年ぶりの円安ドル高水準をさらに更新しました。
アメリカの利下げが遅れるという見方が強まっていること、さらに25日、26日の日銀の金融政策決定会合で政策変更がなく、植田総裁の会見でも、円安を強くけん制する発言がなかったことから、26日に円相場は2円近く下落し、1ドル=157円台に突入していました。
その後も政府・日銀による為替介入の動きは見られず、日米の金利の差を意識した円売り・ドル買いの動きは、さらに進みました。
外国為替市場では為替介入への警戒感が高まりながらも、ずるずると円安が進む展開が続いていて、円相場は今年に入ってからドルに対して17円以上下落しています。