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大谷翔平とダルビッシュ有の登板は志願 栗山監督が明かす2人の起用法

2023年3月22日 17:00
大谷翔平とダルビッシュ有の登板は志願 栗山監督が明かす2人の起用法
胴上げされる侍ジャパン栗山監督(写真:AP/アフロ)
◇2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 決勝 日本3-2アメリカ(現地21日、アメリカ・マイアミ)

侍ジャパンを14年ぶりの世界一に導いた栗山英樹監督が、試合後に会見を行い、思いを明かしました。

試合を振り返った栗山監督は日本の投手陣について「内容的に一番良かったのは若いピッチャーたちがこれだけの凄いメンバーのアメリカ打線に対して臆することなく一生懸命に投げた。そういうバッターにしっかり投げ切れたというのは日本の野球界にとっては素晴らしい財産だし、彼らにとっても素晴らしい経験」とアメリカ打線を相手に投げた戸郷翔征投手、高橋宏斗投手、大勢投手など20代前半の若い投手について語りました。

また、大谷翔平投手やダルビッシュ有投手がリリーフとして登板したことについては「準々決勝から準決勝、決勝のスケジュールで時差のある中4日で彼らがいけるのかどうかっていうのは最初からすごく考えていた。彼らが勝ちたいと思ったときにアプローチしてくれると思っていたので、二人ともあるタイミングで『行きます』ということを言ってくれた」と志願のリリーフ登板であったことを明かしました。

抑えで9回に登板した大谷投手の最後の打者にエンゼルスのチームメートであるトラウト選手だったことについては「野球は凄いなって。(大谷)翔平に限らず日本の選手もそうですし、翔平ががんばってきた形がそういう場面を作る」と振り返りました。