◇フィギュアスケート東日本選手権大会 第3日（6日、群馬）

ジュニア女子フリーが行われ、ショートプログラム2位の14歳・中井亜美選手がトリプルアクセルに成功。フリー122.27点、合計185.86点をマークし、初優勝しました。

中井選手がフィギュアスケートを始めたきっかけは、テレビで見た浅田真央さん。「トリプルアクセルにひかれて。表現力もすごくて。全てがそろっている素晴らしい選手」

憧れの浅田さんに近づこうと、力を入れてきたトリプルアクセル。演技冒頭で鮮やかに決めると、出来栄え点でも1.60の加点を獲得します。その後も、3回転ルッツ-3回転トウループの連続ジャンプを決めるなど得点を重ね、逆転で優勝を決めました。

中井選手は、11月末の全日本ジュニア選手権に出場し、12月にはイタリア・トリノで行われるジュニアグランプリファイナルへ進出を決めています。

「全日本ジュニアでは表彰台に乗ることが、一番の目標。ショート、フリーでノーミスの演技ができるように頑張る。ジュニアグランプリファイナルでは、目標にしていた舞台で、緊張はすると思いますが、たくさん練習をして、自分らしく頑張れたらいいな」と、笑顔で語りました。