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広島・床田寛樹が勝ち投手の権利を得る 8回に堂林翔太から口火切り犠飛で1点

2022年5月31日 20:23
広島・床田寛樹が勝ち投手の権利を得る 8回に堂林翔太から口火切り犠飛で1点
8回貴重な1点を得る口火を切った堂林翔太選手
プロ野球セ・パ交流戦 広島ー日本ハム(31日、マツダスタジアム)

8回、床田寛樹投手が降板し、なんとか勝ち投手にしたい広島は、先頭打者に代打、宇草孔基選手を送ります。

すると、日本ハムが宮西尚生投手にピッチャーを交代。宇草選手の代打として、堂林翔太選手が打席に向かいました。

粘る堂林選手は5球目のストレートを思い切り振り抜くと、打球はレフトスタンドへ。ホームランかと思われましたが、打球はポールの左へ切れていきます。

ベンチの床田投手も少し残念そうな顔で拍手。

しかし、これで終わらない堂林選手は7球目をレフト線に運び、スタンディングダブル。次の野間峻祥選手が3塁線に絶妙に勢いが死んだバントを打ち、ランナーは3塁に進んでいます。

ここで打席には2番の菊池涼介選手。日本ハム、4番手の玉井大翔投手からレフトの深いところへ、外野フライを放ちます。

これが犠飛となり、床田投手に勝ち投手の権利を与える貴重な1点を広島が獲得しました。