◇プロ野球セ・パ交流戦

巨人の先発は、5月3日から約1か月ぶりに1軍で登板する赤星優志投手。3日の登板では味方のエラーから失点につながるケースが多く、12失点のうち自責点は3となっています。巨人は両リーグあわせてワーストの失策数40となっていて、ルーキー赤星投手の足かせとならないかが注目されます。

対するソフトバンクの先発は5月11日にノーヒットノーランを達成した東浜巨投手です。また、前日の試合で、5打席連続空振り三振だった柳田悠岐選手が、復調のきっかけをつかむことができるのかも見所です。

自力優勝が消えてしまった阪神の先発は西純矢投手です。前回登板では今季初黒星となり、雪辱を果たしたいところです。チームの打撃成績はセ・リーグワーストの.222で、打線の奮起が期待されます。

チーム打率がパ・リーグ最下位.215のロッテは、粘投する投手陣を援護することができていません。先発の美馬学投手を早い回から援護することができるでしょうか。

パ・リーグ首位から陥落した楽天を迎え撃つ中日の先発は19歳の上田洸太朗投手です。前回登板がプロ初登板。雨の降る神宮球場で5回82球3失点の成績を残しています。

【1日の予告先発】
（ヤクルト）原樹理ー美馬学（ロッテ）
（巨人）赤星優志―東浜巨（ソフトバンク）
（広島）遠藤淳志ー上原健太（日本ハム）
（中日）上田洸太朗ー辛島航（楽天）
（DeNA）ロメロ―ワゲスパック(オリックス）
（阪神）西純矢ー與座海人（西武）