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廣瀬俊朗 子供たちにラグビーの魅力発信

2021年12月11日 22:04
廣瀬俊朗 子供たちにラグビーの魅力発信

元日本代表の廣瀬俊明さんが代表を務め、ラグビーの普及、選手育成を目的としたNPO法人One Rugbyは11日、新たなラグビーの魅力を知ってもらうイベント『One Rugbyにトライ』を東京・江戸川区陸上競技場で行いました。

このイベントは、江戸川区のラグビークラブに所属する小中学生およそ60人を対象に、様々な種類の“ラグビー”を体験してもらい、ラグビーの魅力や幅広い価値観を感じてもらうことを目的に開催されました。会場では車いすラグビーやデフラグビーなど、4種の“ラグビー”の体験会が行われました。

視覚障害者がプレーするブラインドラグビーの体験では、子供たちが視界を塞ぐ特殊なゴーグルを着用した状態でパス交換に挑戦しました。体験した子供たちは「前が見えない!」と大苦戦。ボールを落としたり、あらぬ方向へパスを出したりするなど、視界を失われた状態でのプレーの難しさを実感していました。

廣瀬さんは、「少しルールを変えれば誰しもが楽しめるラグビーがあることを知ってもらえたら嬉しい。車いすの人、目の見えない人、耳が聞こえない人がいれば助けに行こう、サポートしよう、ちょっとした段差があって、(車いすなどが)乗り越えられないかも、という視点を持つことを、スポーツを通じて作ることができればすごくいい」とコメントしました。