3月8日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック(WBC)

史上最多3度目の世界一を狙う侍ジャパンの全選手を紹介します。

今回は2回目の出場となった松井裕樹投手です。

神奈川の強豪・桐光学園高校から2013年ドラフト1位で楽天に入団。1年目からチームの主力として活躍を果たしました。

150キロ超えの剛速球と、大きく変化するスライダーなどの変化球を武器とし、高い奪三振能力を持つ左腕の松井投手。

2年目から3年連続30セーブを達成し、19年と22年には最多セーブ王に輝くなど、チームの守護神として確固たる地位を築いています。

また17年には当時のチーム最年少として第4回WBCの日本代表に選出されると、3試合に登板し防御率0.00を記録しました。

WBCに向け松井投手は「常に日本代表は目指していたので、もう一度日の丸を背負ってプレーすることができることを誇りに思いますし、とてもうれしく思います。チームの力になれるよう、与えられたポジションを全うし、日本の勝利に貢献したいです。そのためにも、マウンドに上がった時に100％の状態にできるように、本番へ向けてしっかりと準備をしていきたいと思います」とコメント。

投手陣では唯一の前回大会経験者なだけに、松井投手には大きな期待がかかります。