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羽生結弦 プロ転向後初滑りで大技挑戦「これからさらに上手くなっていける」

2022年8月10日 18:00
羽生結弦 プロ転向後初滑りで大技挑戦「これからさらに上手くなっていける」
生配信で練習の公開を行った羽生結弦さん(写真:青木紘二/アフロスポーツ)
2014年ソチ五輪、2018年平昌五輪を連覇した羽生結弦さんが10日、地元・仙台市で「SharePractice」と題し、練習を公開しました。プロ転向を表明した7月19日の記者会見以降、公の場で初の演技です。

滑る前のウォーミングアップから練習は公開され、陸上でアクセルジャンプを見せた羽生さん。

氷上ではこれまで競技会で組み込んだことのない大技に挑戦。2017年に世界最高得点を更新したプログラム「Hope&Legacy」の曲に乗せ、羽生さんが世界で初めて成功させた“4回転ループ”からの3回転トウループのコンビネーションを決めました。

また練習の後半には平昌五輪で金メダルに輝いたフリー「SEIMEI」をフルで演技。4回転サルコウ・4回転トウループ・4回転サルコウ+3回転トウループ・4回転トウループ+1オイラー+3回転サルコウと4本の4回転ジャンプを入れた高難度の構成でノーミスの演技を見せました。

練習後羽生さんは「平昌五輪の時の構成をノーミスすることが、今回の目標。あの時よりも上手いんだということを証明したいと、自分の中で強い意思があって今日最後まで滑りきらしていただきました。今(プロとしての)スタートラインに立って、これからさらに上手くなっていけるんだと思っているので、まだまだこれからも応援をお願いしたいなって思ってます」と語り、プロとしての第一歩を踏み出しました。