今回、その第2弾となる2022年版の動画には、前回の約2倍となる26人の著名人が参加。俳優を中心とした『Actor ver.』と、音楽・伝統芸能など文化人を中心とした『Culture ver.』が公開されています。

動画はそれぞれ「これは広告でも政府の放送でもなく、私（俺）たちが私（俺）たちの意志で作った映像です。私たちの投票への思いを話します」という言葉から始まり、投票することの大切さを呼びかける内容になっています。

『Actor ver.』には池田エライザさん、池松壮亮さん、伊藤英明さん、賀来賢人さん、北村匠海さん、高良健吾さん、鈴木福さん、長澤まさみさん、夏木マリさん、松重豊さん、松本まりかさん、ムロツヨシさん、MEGUMIさんが参加しています。

【池田エライザさん】
投票所に若者が少なかったっておっしゃる方が多いなと思うんですけど、私が行った場所はすごいイケてるカップルとか、すごいおしゃれな若者たちが来てて、私はそれがすごいかっこいいなって、誇らしいなって思って。

【高良健吾さん】
自分たちを無視しないでっていう行為にもつながるじゃないですか。「自分たちは見てるよ、関心があるよ」っていうことに気付いてもらえば、無視できない存在になると思うんですよ。
今思うんですよ、“あの時行ってれば”って。その時の一票っていうのは30代40代50代60代で行く一票とは全く違う。ほんとあの時の一票っていうのはもう戻ってこない。

【松本まりかさん】
意見なんてない方がいいんじゃないかとか、あっても言わないっていう文化になっていくと、本当に大事なことを話せない、風通しがよくない社会になっちゃうんじゃないかな。
逆にこれだけ若者の投票率が今少ないんだから、これが増えたときに日本社会って絶対変わると思うんですよね

【長澤まさみさん】
自分の人生を大切にするための一票が投票権だと思うんですよね。
1回目から正しい選択ができなかったっていうふうに、自分を卑下する必要もない。

【賀来賢人さん】
自分の子どもができて改めて思ったのは、その先の世代がどう変わるかっていうこともすごく大事で。
（投票に行く人は）自分を大事にしているって自分の周りを大事にできる人って認識を持ちます。行った方がかっこいいんじゃないのって。

【北村匠海さん】
ちゃんとバトンの受け渡しのある社会というか、もっといろんなことが変わっていかなきゃいけないと思うし、そのために1番大事なのは、今を生きる若い僕らの意思を変えること、意見を持つこと。

『Culture ver.』では綾小路翔さん、井上咲楽さん、Awichさん、小泉今日子さん、Charaさん、塚本晋也さん、中村壱太郎さん、浜野謙太さん、般若さん、松尾スズキさん、ゆうこすさん、Licaxxxさん、ryuchellさんが参加しています。

【Charaさん】
ここがもうちょっと改善するとすてきだなぁって思ったりすることが増えていくと、投票しなくちゃってなるかもね。

【小泉今日子さん】
“21世紀ってすごい”みたいなそういう目線で未来を見てた子どもの時代があって
「ほっといたらその未来にいけるんだな」って思ってたんですよ。「ところが…」なんですよね。

【浜野謙太さん】
話せるっていうことは“俺は違う考え方だな”とかっていうのが言えるってことじゃないですか。

【Awichさん】
投票すること、それが自分が大事にしていることを、大事にしてもらえるチャンスの始まりだと思います。それを大いに活用してやろうじゃないかってことですよね。

6月17日に18歳の誕生日を迎え“新成人”となった鈴木福さんは「僕は成人しました。だから投票します」と宣言。動画内では「若い意見を聞いてくれるかどうか。社会の一員になりかけている僕らにとっては、すごく重要なことなのかな」と自身の考えを語り、投票を呼びかけました。