◇メジャーリーグ ロサンゼルス・ドジャース4-1ロサンゼルス・エンゼルス（16日、ドジャー・スタジアム）

3番・指名打者でスタメン出場したエンゼルスの大谷翔平選手が、ノーヒットノーランを阻止するスリーベースヒットを打ちました。

ドジャースの先発タイラー・アンダーソン投手とは昨シーズン2度対戦し、3打数3安打3打点1本塁打と得意にしている相手でしたが、初回の第1打席はストレートを見逃し三振。

4回の第2打席はチェンジアップに空振り三振で、7回の第3打席はシンカーでショートゴロと、この試合は完璧に封じ込められます。

またチームもアンダーソン投手の緩急を使った投球にヒットを1本も打てず、8回までノーヒットピッチングを許します。

そしてエンゼルスは9回。先頭打者の2番マイク・トラウト選手が見逃し三振で1アウト。これでエンゼルスはノーヒットノーランまであと2アウトの危機に。そしてノーヒットノーランを期待するドジャースファンから大歓声がわくなか、大谷選手が打席へ。

すると初球、大谷選手は高く浮いたカットボールを打ち返すと、ライトのムーキー・ベッツ選手が横っ飛びで捕球を試みますが届かず。この間に大谷選手は快足を飛ばし3塁に到達。チームは敗れましたが、ノーヒットノーランを阻止するスリーベースヒットを打ちました。

これで大谷選手は10試合連続ヒットとなりました。また翌17日のマリナーズ戦では先発を予定されています。