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「リスペクトを感じる」大谷翔平 敵地でのブーイングにも好意的「僕がブルージェイズファンだったら普通にブーイング」

2024年4月27日 14:09
「リスペクトを感じる」大谷翔平 敵地でのブーイングにも好意的「僕がブルージェイズファンだったら普通にブーイング」
敵地で今季7号ホームランを放った大谷翔平選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)
MLB ドジャース12-2ブルージェイズ(日本時間27日、ロジャース・センター)

ドジャースの大谷翔平選手がブルージェイズ戦で浴びたブーイングについてコメントしました。

大谷選手は日本時間27日、敵地で行われたブルージェイズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場。初回には3試合ぶりとなる7号ソロを放ちました。

ブルージェイズは、オフにFAとなった大谷選手の移籍先としてうわさされていた球団の1つ。現地記者が「ブルージェイズと契約することになりそうだ」とリポートするなどブルージェイズ入りが秒読みなのではと騒がれていました。後に誤情報と分かり大谷選手はドジャースへと入団。カナダのファンはぬか喜びとなりました。

カード初戦のこの日、大谷選手が第1打席に向かうと場内の観客からは大きなブーイングが。投手がストライクを奪うたびに、大歓声がおこりました。それでも3球目のスライダーをとらえた打球はライトフェンス奥のブルペンへと飛び込む先制の7号ソロ。大谷選手は表情を崩さずベースを一周し、ベンチでは笑顔でチームメートとハイタッチしました。

試合後のインタビューで1打席目のホームランについて問われると「トロントにくることは楽しみにしていましたし、今日も満員に近いファンがいて、選手冥利(みょうり)に尽きるというか。やっぱり多くのファンの前でやるというのはすごく自分的にはエキサイティングするのかなと思います」とコメント。

観客からブーイングを受けたことについては「自分のチームを好きだからこそ相手のチームの選手にブーイングしたりすると思うので、そういう熱量はドジャースファンでもブルージェイズファンでも野球が好きなんだというリスペクトに逆に感じるところかなと思います」と好意的に受け止めていると話しました。

また「結果的に僕はブルージェイズに“No”と言っている立場なので。ファンからしたらブルージェイズが大好きだと思うしブルージェイズファンはブルージェイズを応援するのが筋だと思うので。僕がブルージェイズのファンだったら普通にブーイングすると思いますし、それはスポーツの一環かなと思います」とブルージェイズファンのブーイングに理解を示しました。
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