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「県議の海外視察」見直しを議論 超党派のプロジェクトチームが発足 今は報告書の義務づけなし 改革案のとりまとめへ 福岡

2024年5月30日 17:43
「県議の海外視察」見直しを議論 超党派のプロジェクトチームが発足 今は報告書の義務づけなし 改革案のとりまとめへ 福岡
県議の海外視察の見直しを議論

県議団による海外視察の見直しが目的です。福岡県議会に30日、超党派の議会改革プロジェクトチームが設置されました。

30日午前、福岡県議会の代表者会議で、海外視察のあり方を見直す「プロジェクトチーム」の設置が香原勝司議長から提案されました。

きっかけは、4月に行われた県議団の海外視察です。議員や職員21人が南アフリカとケニアのほか、追加で、アラブ首長国連邦のドバイを訪問しました。

10人分の費用が公費でまかなわれましたが、視察後の報告書が義務づけられていないことなどが問題視されています。

30日に発足したプロジェクトチームは県議など10人で構成され、高額になりがちな視察費用や、報告のルールなどについて検討する予定です。

■福岡県・服部知事
「県議会議員の海外出張については、費用や人数公表のやり方・ルールに私から見ても課題がある。県議会の活動・必要性を県民が理解していただけるように、早期に容易に分かりやすく、県民が知ることができる仕組みを検討していただきたい。」

プロジェクトチームは、6月議会の会期中にも改革案をとりまとめる方針です。