室内でも楽しめる桜でいつもと違うお花見を 自分だけのオリジナル○○づくり【徳島】
■いつもと違ったお花見を楽しめる古民家カフェレストラン
(豊成春子アナウンサー)
「お花見のシーズンですね。きょうは、阿南市である変わった桜が楽しめるということで、やってきました!」
訪れたのは徳島県阿南市加茂谷にあるカフェレストラン。
築約70年の古民家を利用していて、どこか懐かしい雰囲気を感じながら地元の食材を使った料理が楽しめます。
(豊成春子アナウンサー)
「こちらで桜が楽しめると聞いたのですが…」
(阿波庭縁 尾崎誠さん)
「桜の盆栽づくりです」
この日、こちらでは普段お花見などで楽しんでいる桜を、何と盆栽にしてしまおうという珍しいワークショップが開かれました。
教えてくれるのは盆栽ショップ『阿波庭縁』の尾崎誠さんです。
平日にもかかわらず桜の盆栽づくりをお目当てに大勢のお客さんが!
それでは桜の盆栽作り、スタートです!
(豊成春子アナウンサー)
「何から始めますか?」
(阿波庭縁 尾崎誠さん)
「まずは、鉢と桜の苗を選んでもらいます」
色や大きさの違う鉢、そして枝ぶりや蕾のつき方が異なる苗から、自分好みのものをチョイスします。
まずは、ポットから桜の苗を外し、土をほぐして鉢のサイズに合わせていきます。
(阿波庭縁 尾崎誠さん)
「割り箸を使って慎重に土をほぐしていします。やりすぎると桜の成長が止まって咲かないこともありますので…。土をかきだす場合は、中心から外側に向かってがいいです。」
(豊成春子アナウンサー)
「内側から外側に…」
(阿波庭縁 尾崎誠さん)
「上手にやっています」
尾崎さんの指導のおかげで鉢のサイズにピッタリ合わせることができました!
あとは苗木と鉢の隙間を土で埋め、苔などで自分の好きなように飾り付けをして、作業を続けること1時間…。
ついに!
春子オリジナル、桜の盆栽が完成しました。
(豊成春子アナウンサー)
「自分で作ると自分だけの桜というは、人生初なので愛着がすごくわきます」
みなさん、完成した盆栽を見て写真を撮る手が止まりません。
盆栽も無事に完成しここで終了!…ではありません!
■メインはここから…
自分で作った盆栽を眺めつつシェフが手掛けるランチを楽しむことができるんです。
ワークショップだけで提供される特別なランチです。
(YAMAINU 佐竹博規 シェフ)
「地元の食材を使って季節の地元でとれた野菜をふんだんに使って料理しました。季節に合う食材が一番おいしいかなと思って」
(豊成春子アナウンサー)
「いよいよランチの時間です!自分の作った桜の盆栽を眺めながらいただきます!」
まずは阿波尾鶏の薪焼き。
(豊成春子アナウンサー)
「阿波尾鶏がとてもジューシーでうまみがぎゅっと詰まっています。薪で焼かれているので少しスモーキーな香りが漂っています。絶品ランチを自分の作った盆栽を見ながら食べると尚更おいしく感じます」
(体験した人)
「すごく難しかったが、案外可愛くできてうれしいです。(Q.盆栽を眺めながらのランチは)もっとおいしい。絶品です」
(体験した人)
「男性が来ても普段触れることのない盆栽というものに心癒されました。(参加するのが)3回目で、桜がどうしてもしたかった。やっと桜にあたりました。咲くのが楽しみです」
(阿波庭縁 尾崎誠さん)
「最初は難しい顔をするんですが、帰るころにはみんな笑顔で。花見を自分の机の上とかで楽しんでもらえたらと思います」
この世にひとつだけ、オンリーワンの桜の花をあなたも咲かせてみませんか?
■尾崎さんによると、桜の盆栽は上手に育てれば数十年は花を咲かせる。
■ワークショップ次回の開催は3月19日。参加費4800円。
気になる方は「桜の盆栽づくりワークショップ」(090-7783-1431)まで。