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【政令市ワースト】激しい渋滞の解消へ 知事と熊本市長が初のトップ会談

2024年7月18日 18:57
【政令市ワースト】激しい渋滞の解消へ 知事と熊本市長が初のトップ会談
長年課題となっている交通渋滞の解消に向け18日、熊本県の木村敬知事と熊本市の大西一史市長による初めての会談が行われ、より連携を密に取り組むことを確認しました。

トップ会談は、木村知事が大西市長に呼びかけ初めて実現しました。国土交通省の調査では、去年9月時点、県内の主要な渋滞か所は283か所。このうち、熊本市は175か所に上り、東京・大阪・名古屋を除く全国の政令指定都市の中で最も多くワースト1位となっています。

■木村敬知事
「交通渋滞については、私自身も3月の知事選の中で多くの県民、市民の皆様方から悲痛な訴えに近いものをいただいた」
■大西一史熊本市長
「きょうのトップ会談には、多くの県民、市民の皆さんが大変期待している」

会談は非公開で1時間行われ、渋滞解消に向けた課題や短期的、中長期的な施策について意見を交わしたということです。

会談終了後、取材に応じた2人は。
■平井友莉キャスター
「これまでも渋滞対策にいろいろと取り組まれてきていると思うが、きょうのトップ会議を経て、今までとこれからとどのように違うのか」

■木村敬知事
「今までは、こういう形で知事と市長で腹を割って話すことは少なかった。まず関係者との間で共有できたのが1番の成果」

■大西一史熊本市長
「これから特に連携をして、相当進んでいくだろうなということを我々も実感しましたので、そこはあまり大きなことは言えませんけど、期待していただければなという風に思っています。言っちゃった(笑)」

【スタジオ】
(緒方太郎キャスター)
きょうのトップ会談は、どのような意味があったのでしょうか?

(平井友莉キャスター)
交通渋滞について、県と熊本市のトップが直接、公式に会談するというのは、前の蒲島県政16年を含めて“初めてのこと”だったということです。

(緒方キャスター)
長年の課題だっただけに意外…というより驚きですよね。具体的にはどのような内容だったんでしょうか?

(平井キャスター)
きょうの会談では、まず国の調査で明らかになった市内の主要な渋滞か所175か所の分析を行うことを確認しました。

その分析に基づいて、AIを活用して信号を制御したり、渋滞が発生しやすい場所に右折レーンを増やしたりするなど、大まかな方向性が示されました。より具体的な取り組みについては、8月19日に示す方針です。