ウナギの価格10年で約1.6倍「土用の丑の日」を前に諫早市で恒例 “鰻供養”《長崎》
「土用の丑の日」を前に、ウナギ処として知られる諫早市で「鰻供養」が行われました。
60年ほど前までウナギ漁が盛んだった諫早市の本明川沿いで行わた「鰻供養」。
市内4つの専門店でつくる「諫早うなぎ料理振興会」のメンバーらが、ウナギに感謝し、商売繁盛を祈願しました。
(諫早うなぎ料理振興会 北御門 孝廣会長)
「順調にウナギも成長しておいしく仕上がっている。たくさんのお客さんが夏バテしないように、諫早のおいしい『楽焼うなぎ』を食べに来てほしい」
ここ10年で、価格が約1.6倍となっているウナギ。
さらに、今シーズンは不漁のため 仕入れ値が去年より1割ほど上昇しましたが、振興会の店は4店とも値上げせずに提供しています。
創業1883年の老舗店「鰻割烹 北御門」。
ふっくら焼き上げ脂がのったウナギに、秘伝のタレをたっぷりかけます。
諫早名物「楽焼うなぎ」です。
(小林勇大アナウンサー)
「身がすごくふわふわで、口の中ですごくとける。タレと身がマッチしていてすごくおいしいです」
夏バテ防止にもぴったり、ビタミンやミネラルなど栄養豊富なウナギ。
今年の土用の丑の日は、来週24日と来月5日の2日間となっています。