【ディズニー】スペース・マウンテンが7月にクローズへ 40年の歴史…来園者の思い出は?
■ウォルト・ディズニーによって考案された『スペース・マウンテン』
オリエンタルランドによると、新型ロケットに乗って宇宙旅行へ出発するというコンセプトは、1960年代にウォルト・ディズニーによって考案され、1975年にフロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのマジックキングダム・パークに初オープン。その後、日本を含む世界のディズニーテーマパークに導入されました。
この『スペース・マウンテン』の開発には、アメリカ初の宇宙飛行士の1人として知られる、アメリカ航空宇宙局(NASA)所属のゴードン・クーパーさんがコンサルタントとして参加したといいます。宇宙飛行士として得た知識や体験がアトラクションにいかされ、“宇宙を体感できる最高の機会を人々に提供したい”という思いがつながれているということです。
■アトラクションで子供の成長を実感
7月にクローズするのは「悲しい」と語る26歳の看護師は「3歳とか4歳とか小さい頃から来ていた。(スペース・マウンテンに)乗らないと(ディズニーランドに)来たっていう感じがしないので、来たら必ず乗っています」と語りました。
3組の親子連れの中には、「前回来た時は5回連続で乗った」というスペース・マウンテンファンも。一番下の子供は身長制限のため、これまで乗ることができなかったそうですが、身長が伸びたためこの日初めて乗ることができるといいます。子供は「ちょっと怖いけど、坂道がありそうで楽しみです」と笑顔を見せました。
■新生スペース・マウンテンは2027年に誕生予定
現在の『スペース・マウンテン』は7月にクローズしますが、2027年にはまったく新しく建築し直された『スペース・マウンテン』が誕生します。現在のジェットコースタータイプの屋内型アトラクションという形態はそのままに、新たな性能や特殊効果が加わることで、今まで以上にスリルと興奮に満ちた宇宙旅行を楽しめるといいます。
さらに4月9日からは、最後の宇宙旅行をこれまでの思い出とともに楽しめるというスペシャルイベント『セレブレーティング・スペース・マウンテン:ザ・ファイナルイグニッション!』を期間限定で開催するということです。