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ロッキン、2025年から9月に開催へ 8月開催の継続は「困難」と判断

2024年9月30日 13:23
野外音楽フェス『ROCK IN JAPAN FESTIVAL』が、2025年から9月に開催時期を移す予定であることが30日、公式サイトで発表されました。

公式サイトでは、「2025年からロック・イン・ジャパンは千葉市蘇我スポーツ公園にて時期を9月のシルバーウィークに移して開催いたします」と発表。

続けて、「サッカーJリーグの試合日程との兼ね合いがあり正式決定は来年1月下旬となりますが、2025年9月13日(土)、14日(日)、15日(月・祝)/20日(土)、21日(日)の5日間を理想として現在調整を進めています。仮に日程がズレても9月のシルバーウィーク内での開催となります」と、発表しました。

■日程変更について、5年ほど前から検討していた

開催時期を9月に移す理由について、「近年の気候変動の中、8月に野外音楽フェスを開催することには運営上の様々な工夫を必要とします。全国各地の夏フェスもそれぞれ救護体制を強化して熱中症対策にあたっていますが、蘇我スポーツ公園で行われるロック・イン・ジャパンは動員が6万人に迫る大規模なフェスで、且つ出演アーティスト構成が多様なため毎回フェスに慣れていない初参加者も多数含まれます。そうした特性を考えた結果、8月での開催を継続することは困難だと判断するに至りました」と、説明しました。

開催日程の変更については、5年ほど前から検討を重ねていたといい、「予期せぬコロナ禍やそれに伴う会場移転などの調整を優先せざるを得ず、このタイミングでの変更となりました」とし、「もちろん野外フェスは、酷暑対策だけでなく台風や落雷等もシリアスな課題として向き合わなければなりません。開催時期が8月であっても9月であってもこれらの気候や天災への対策は今まで以上に最大限強化して向き合っていきます」と、コメントしています。

正式な開催日程の発表は、2025年の1月下旬を予定しているということです。