城島茂“悪魔の杖”を食べたら「おひぃ」
TOKIOの城島茂さんが、9日放送の日本テレビ系『ザ!鉄腕!DASH!!』の人気企画『DASH海岸』で“超レア”な生き物を発見。さらに、その生き物の仲間である“悪魔のつえ”を見つけるべく、“パーティー”で漁に出ました。
神奈川県横浜市の工業地帯の一角にある『DASH海岸』を、城島さんと桝太一アナウンサー(日本テレビ)、海洋環境専門家の木村尚さんが、去年末に調査した様子を放送。沖合30メートルの夜の潜水調査で、全長約20センチの海水魚・アオヤガラを発見し、木村さんが「DASH海岸にいるのがスゴい。超レア」と驚きました。
アオヤガラはそもそも個体数が少なく、横浜市が1973年から続けている生き物調査では、確認回数が38年前の1回だけ。枡アナウンサーが「まさか『DASH海岸』で会えるとは」と感動していると、続けて木村さんが「出た!出た!出た!」と2匹目のアオヤガラを発見。アオヤガラが大食漢の肉食魚であることから「やっぱりここ(DASH海岸)はエサが多いんですよ」という結論に至りました。
調査後には、3人が口をそろえて「スゴかったー」と充実の表情。しかし木村さんは「でも、アオヤガラの仲間で“大ボス”がいるんですよ、東京湾の入り口あたりだと。大きいやつは2メートルくらいになるんじゃないかな。“悪魔のつえ”とも呼ばれている」とさらなる大物がいることを説明。枡アナウンサーはその呼び名を知り、「RPG(ロール・プレイング・ゲーム)みたい」と笑いました。
その魚は超高級魚で「食べられます」と木村さん。高級料理店では1匹2万円の値がするといい、城島さんは「この“パーティー”で(狩りに)行きます?」とRPGっぽく誘いました。枡さんも「デーモンスレイヤー(=悪魔狩り)ですね」と乗り気。一行は“悪魔のつえ”が潜む東京湾の入り口、館山市相浜漁港へ赴きました。
漁は朝6時。木村さんの調査仲間の西藤裕さんが船を出し、“悪魔のつえ”がいるという釣り人の聖地・布良瀬へと向かいます。そこではすぐにヒゲダイやカンパチなどが釣れ、ついに枡アナの釣り竿に大きな手応えが。釣れたのは全長150センチの“アカヤガラ”で、これこそが“悪魔のつえ”の正体でした。
素人にはさばけないため、かねて城島さんたちが信頼する料理長・福本啓太さんを訪れました。アカヤガラは素材を生かした食べ方が最適ということで、まずは刺身の「棒造り」を堪能。その後はアラからだしを取り、白菜とネギと焼いた身を煮込んだ“大宝鍋”を食べることに。城島さんは「(身が)ホロホロ。柔らかーい。繊細な味やけど旨味があって…」とだしを一口。「おひぃ(おいしい)。シンプルながら旨味があって、ええだし出てるわー」と味わいにうっとりしていました。
画像:釣り上げた幻の超高級魚・アカヤラガ 通称“悪魔のつえ”