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倉本聰氏、富良野塾最終公演「もう年を取って限界」

2010年3月10日 21:27
倉本聰氏、富良野塾最終公演「もう年を取って限界」

脚本家の倉本聰氏(75)が作・演出を務める舞台「谷は眠っていた〜富良野塾の記録」(〜16日まで)が10日、東京・天王洲 銀河劇場で初日を迎えた。東京での同作公演は最後になる。私財を投じ主宰した俳優、ライターの養成所、富良野塾が4月4日、26年の幕を閉じることに「寂しさがない、と言ったらうそになるけど、ホッとしている。“閉塾式”を終えたら虚脱感が来ると思う」と心境を吐露。閉鎖の理由を「もう年を取って限界、というのが正直なところ」と明かし「今は小学生みたいなのが来て、時間のムダというのもあります」と昨今の役者志望者に苦言を呈した。現富良野塾の場所は今後「自然に返そう、もとの廃屋に戻そうと思っています」と語った。

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