５月４日にデビューしたバンド「Ｌｉｔｔｌｅ　Ｂｌｕｅ　ｂｏＸ（リトル・ブルー・ボックス)」が５日、神奈川・ラゾーナ川崎で初めてのデビューミニライブを行った。

　ボーカルのhie（ヒィ＝１９）、ドラムの悠輔（ユウスケ＝２２）、ギターの奏（ソウ＝２３）、ベースの洋平（ヨウヘイ＝２３）からなる４人組で、ヒィによれば「私が突っ走って、ドラムの悠輔君が盛り上げて、ギターの奏君が止めに入って、ベースの洋平君が見てる」という役割構成。グループ名は「夢や希望がたくさん詰まった小さな青い箱」という意味だ。
　デビュー曲「１　ドリーム/Ｇｒｅａｔ　Ｆｕｔｕｒｅ　Ｗａｒ」はテレビアニメやゲームソフトのオープニングテーマに起用され、アニメファンの間ではすでに話題になっている。

　「このバンドとして初のライブ」（奏）を控え、リハーサルを報道陣に公開したが、ヒィは「緊張しました。緊張する自分に負けないように歌いました。寒いのか武者震いなのか分からないくらいブルブルしていました」と内面を吐露。「まず私たちのことを覚えてくれるかなという不安もありますし、不安を取っ払うくらいライブで頑張りたいです」と本番への意気込みを示した。

　楽曲は元気でキャッチーなナンバー。ヒィは「つらいことも困難も乗り越えていけるという、前向きな楽曲なので、自分自身も歌えば歌うほど元気付けられる。誰かの背中を押せたらいいと思います」とパワーの発進を約束。海外のアニメフェアなどでのライブも視野に入れつつも、着実な前進を夢見る。「一歩一歩乗り越えていって、ゆくゆくは唯一無二の存在になりたい」（ヒィ）」と数年後の「Ｌｉｔｔｌｅ　Ｂｌｕｅ　ｂｏＸ」の姿を見すえた。