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水沢アキ、愛息デビュー「私がドキドキ」

2011年6月10日 23:37
水沢アキ、愛息デビュー「私がドキドキ」

 女優の安蘭けい、女優の水沢アキ(56)の長男で俳優のジュリアン(23)が10日、東京・青山劇場でミュージカル「MITSUKO〜愛は国境を越えて〜」(11日初日)の公開舞台げいこを行った。

 日本人初の国際結婚をした光子とその息子の数奇な人生を描いた物語。現在、米ニューヨーク大学の大学院に在学中のジュリアンは、デビュー作となる本作の開演を控え、「緊張はしていますね。でも好奇心があふれています」と心境を吐露。

 大学を卒業した22歳の時に、俳優の道に進むことを決意。母親に相談は特にしていないと明かし、「僕がしたいことをやりなさい、と信頼をしてくれていると思うので。でも、彼女からしたらこの道に進んでほしいという気持ちが強いと思う」と語った。

 水沢はジュリアンのデビュー作を観劇するために来場。開演直前に取材に応じ、「私の方がドキドキしています。『せりふを覚えた?大丈夫?』って言ったら楽屋から追い出されちゃいました。失礼しちゃう!」と笑顔。おせっかいぶりを疎ましがられているようで、「本当に嫌われています。子育てを間違えました」と冗談交じりに複雑な心境を明かしたが、報道陣に「息子さん、イケメンに成長されて」と呼びかけられると「小さいころからかわいかったの!そこは否定しない」と鼻を高くし、自身と同じ道を歩んだことにも「それは素直にうれしかった」と頬を緩めた。

 息子の歌唱力も高く評価。「歌は本当にうまくて。高校生の時に(歌を聞いて)どれだけ鳥肌が立って、泣いたか。今日は(涙をふくため)ハンカチじゃなくて、タオルじゃなきゃダメかも」と期待を寄せた。