ヲタクアイドルグループ「腐男塾」が１６日、東京・有楽町のニッポン放送本社で行われた「オールナイトニッポンモバイル　マスコミ公開収録＆記者会見」に出席した。

　「神風怪盗ジャンヌ」などのヒット作を持つ少女漫画家・種村有菜さんが、腐男塾をテーマにした漫画「腐男塾物語（仮）」を少女漫画雑誌「マーガレット」（集英社）で連載することになり、イラストがお披露目されると、メンバーは大興奮。

　武器屋桃太郎は「自分たちが２次元になれるなんて！」と跳び上がって喜び、紫集院曜介も「泣きそう！」と感激していた。

　腐男塾のライブを見て「少女漫画にすべきだ！」と心を揺さぶられたという種村さんが、マーガレット編集部に企画を持ち込み、漫画化が実現。７月２０日発売のマーガレット１６号から連載をスタートする。毎回メンバーの１人が主人公となる計７回のオムニバスストーリーで、２０１２年初頭には単行本となる予定。

　第１回は、赤園虎次郎が主人公。赤園は「似ている！みんなのキャラクターが細かく丁寧に描かれている。早く皆さんに見ていただきたい。自慢したいです」とにっこり。
　
　それぞれが２次元の世界でどんな事がしたいか、種村さんに希望を出したという。赤園は「夏に連載が始まるということで、夏っぽいところに行きたいと（希望しました）。（夏って）ある場所で脱ぐじゃないですか。その場所に皆で行きたいとお願いしたんです。もしかしたら脱いでいる腐男塾が見られるかも！」と思わせぶりに明かした。

　７月にグループを卒業する紫集院は「オレは卒業することになっていますけど、この先ずっと永遠に紫集院曜介が生きていたという記憶が２次元におさめられるということが感無量です」としみじみ。「卒業することによって今まで応援してくれたファンが寂しくなったり、泣いてくれたりする中で、先生が描くオレがみんなのことを励ましたり、元気づけたりしてくれるんだと思うと幸せです」と感謝の言葉を述べた。