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音羽しのぶ、新曲「箱根峠」で艶やか芸者姿

2011年7月26日 17:57
音羽しのぶ、新曲「箱根峠」で艶やか芸者姿

 デビュー10周年を迎えた演歌歌手の音羽しのぶ(34)が26日、神奈川・箱根町の湯本見番(箱根湯本芸能組合)で初の芸者姿をお披露目した。

 今月27日発売のシングル「箱根峠」のキャンペーンの一貫で、同曲を作詞した関口義明さん、作曲の水森英夫さんも駆けつけた。
 音羽は、「7月27日に発売になります新曲『箱根峠』の公開イベントで、きょうはこの見番をお借りして歌わせていただくことになりました。見番といえば芸者さんということで、地元の方もたくさんいらっしゃっていると思いますが、地元・箱根の歌ですので、ぜひご一緒に応援していただきたい。そして、暗いニュースが多い中、すごく前向きな元気になる作品ですので、ぜひ皆さんも歌って応援していただきたいと思います」とあいさつ。芸者・あつみ姉さんの華麗な踊りをバックに新曲を熱唱した。

 音羽の師匠でもある水森さんは「メロディーを先行して書き、その作詞を『ああ上野駅』の関口義明先生にお願いしましたが、まさか箱根の歌ができるとは思ってもいなかったので、びっくりしました。でも考えてみれば、音羽と一緒に(歌の)勉強をしていた氷川きよしが『箱根八里の半次郎』という箱根の歌でデビューした。その翌年に『しのぶの渡り鳥』でデビューした音羽しのぶは、歌唱力のある歌い手ですし、10周年ですので、ぜひこの曲でもっとスターになってもらいたい」とやさしく激励。
 関口さんは「水森先生の曲を聴かせていただいた途端、なぜか箱根というのが浮かんできました。箱根には来る機会が多くありまして、箱根の歌は氷川さんではよく知られていますが、女性歌手の歌でもいいのではないかと思いまして、箱根をテーマにした歌を書かせていただきました」と、新曲誕生のいきさつを語った。

 音羽が箱根に初めて来たのは、小学校5年のとき。出身地の山口県から約12時間かけて家族と一緒にドライブで訪れたという。新曲で箱根を歌うことになって以来、頻繁に訪れているそうで、「今度の新曲は、好きだった人と別れて、傷心の心を癒やしに箱根に旅に出て、その素晴らしい箱根の景色に癒やされて自分自身が元気を取り戻し、前向きに生きていこうとしている女性の心情をつづった演歌です。箱根には箱根神社という由緒ある神社がありまして、その中にある九頭龍神社が、パワースポットとしていま大変な人気集めているそうですが、『箱根峠』はその縁起担ぎ的な曲でもありますし、私もパワーをたくさんいただいて大ヒットさせたい」と思いを語った。

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