モデルで女優の桐谷美玲（２１）が２７日、都内で行われた映画「乱反射」「スノーフレーク」のプレミアム試写会に出席した。

　桐谷が主人公を演じる高校生のピュアな恋愛物語「乱反射」と、同じく桐谷主演の青春ミステリー「スノーフレーク」の２本立て。８月６日から公開される。

　桐谷は「いきなり『２本で主演です』って言われても、『マジですか？』っていう気持ちが大きくて…。２本とも同じような作品になっちゃわないかな、私ばっかり出てきて飽きられちゃうんじゃないかなと思ったりもしたんですが、せっかくいただいたチャンスですし、こんなことはめったにないことなので全力投球しました」と素直な胸中を吐露し、にっこり。

　両作品ともに恋愛に揺れ動く女の子を描いているが、主人公と共感した部分は「友達関係に悩むところ」と明かし、「『乱反射』の、友達みんなと一緒じゃないと恐いっていう気持ちを、私も中学生とか高校生の時にすごく持っていて。女の子なら１回は経験したことがあるんじゃないかなと思います」と会場に集まった同世代の女性ファンに語りかけた。

　同名主題歌「乱反射」「スノーフレーク」のほか挿入歌「サヨナラまでのあいだ」の３曲が収録されたＣＤ付きシングルフォトブック「Ｓｗｅｅｔ＆Ｂｉｔｔｅｒ」の発売を記念して、桐谷がステージで生歌を披露。

　歌唱前に「すごい緊張してるんですけど、実は今日はうちの母の誕生日で。今、会場に見に来てくれているので、プレゼントがわりに歌えたらなと思います。温かく見守ってください」とあいさつし、「サヨナラまでのあいだ」を歌い上げた。

　歌い終わると「はぁ、緊張した」と表情をゆるめ、「ありがとうございました。いろんな気持ちの詰まった、前を向くことの大切さを教えてくれる映画になっています。見終わった後、また明日から頑張ろうと思ってもらえたら幸せです」と笑顔でアピールした。