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さだまさし、南医師の出版記念で応援歌唱

2011年7月28日 23:35
さだまさし、南医師の出版記念で応援歌唱

 シンガーソングライターのさだまさし(59)が28日、都内で開催された心臓外科医・南和友氏(64)の著書「解病(げびょう)〜病気から解放される生き方〜」(アチーブメント出版)の出版記念講演会に応援ゲストとして登場した。

 心臓外科の世界的権威である南医師(ドイツ・ボッフム大学永代教授、北関東循環器病院・病院長)が、心臓をケアし、健康的で活気に満ちた人生を実践する方法を説く内容。
 
 南医師が手術を担当し、さだの知人の命を救ったことから親しく交流している。「解病(げびょう)」のタイトルも、さだの小説「解夏(げげ)」になぞらえてつけられたという。
 
 さだは「心臓には毛が生えているので大丈夫!」と笑いながら自分の健康をアピールし、「医者は患者を助けるだけじゃなく、患者の家族も助ける。本当にありがとうございます」と患者と日々真摯(しんし)に向き合っている南医師に感謝を述べ、「案山子」「風に立つライオン」「いのちの理由」などを歌唱した。

 東日本大震災の被災地にもたびたび足を運び、歌を届けている。 「歌手って微力だけど、無力だとは思いません。被災地に行って思いました」と歌い手としての存在意義を再認識。「泣かしたくないのに、僕の歌を聴くとみなさんほろほろと泣く。『さださん、もうちょっと景気のいい歌うたってくれよ!』って言われたけど、ない!人生は明るく歌は暗くがモットーですから」と苦笑いで明かし、会場の笑いを誘った。