グラビアアイドルで女優の中村静香（２２）が２９日、東京・丸の内で開催されたイベント「行幸通り　浴衣　ｄｅ　打ち水」に出席した。

　大手町、丸の内、有楽町エリアに備蓄されている雨水などを利用して打ち水を行う「大手町・丸の内・有楽町　打ち水プロジェクト　２０１１」の一環。

　白地に赤い花模様の浴衣姿で登場した中村は「中村家でもよくやっていましたし、隣のお家の方もよくやっていました。打ち水をしているところに通りがかると、足もとにかからないようにしてくださったり、それに『すみません』と返したり、交流もできるんです」と古き良き日本の風習をアピール。

　この日はおけとひしゃくを持ち、東京駅にほど近い会場で参加者とともに打ち水を実施。「それ〜」と掛け声をかけながら水をまき、道行く人に涼を届けた。

　イベント後に取材に応じ、「みんなで水をまく機会なんてなかなかないので、楽しかったです」とにっこり。「実家ではホースでまくんです。おけだと風流ですよね。夏を感じられました」とうれしそうだった。

　インターネット上で「２０１１年７月２９日午後５時３０分に東京駅で大量殺人します」と書き込みがあったことを知らされると、「何も知らないです。皆さんが楽しみにしていたイベントなので、無事に終わって良かったです」と胸をなでおろした。