俳優の松坂桃李（２２）、菅田将暉（１８）、女優の竹富聖花（１６）が３１日、東京・日本橋で行われたイベント「第４１回名橋『日本橋』橋洗い」のオープニングセレモニーに参加した。
　
　名橋「日本橋」保存会が主催で、日本橋にゆかりのある人たちで橋をきれいに洗う恒例行事。今年は１９１１年（明治４４年）に２０代目の日本橋が石製の橋になってから１００年で、日本橋を舞台にした俳優・阿部寛（４７）主演の映画「麒麟の翼〜劇場版・新参者〜」（来年１月公開予定）に出演している若手キャスト３人が、浴衣姿で参加した。
　
　地元にゆかりのあるはっぴ姿の約１６００人が詰めかける中、映画のタイトルが入ったタスキをかけて登場。松坂は「日本橋はたくさんの人に愛されているんだなと思いました。映画で（日本橋に）かかわったので、精いっぱい洗わせていただきます」と語り、日本橋の中央付近にある「麒麟の像」の前をデッキブラシで洗い流した。
　
　松坂は「メモリアルな時に呼んでいただいて光栄です。日本橋といえば『原点』という感じがします」と話し、菅田は「以前にお芝居で（この場所を）訪れたことがありましたが、今日は大勢の皆さんと橋を洗えてうれしかったです。『麒麟の像』が神々しいですね」と感激していた。
　
　報道陣から主演の阿部に第１子が誕生したことを知らされると、３人とも「ええっ！おめでとうございます！」と驚きの表情を浮かべ、松坂が「ダンディーなお父さんというイメージなので、こんなステキなパパだったら、お子さんもうれしいのではないでしょうか」と自分のことのように喜んでいた。