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KinKi、お正月ドーム公演に「幸せ者」

2012年1月1日 21:03

 アイドルコンビのKinKi Kidsが1日、東京・水道橋の東京ドームでコンサート「King・KinKi Kids 2011-2012」を開催した。

 2011年12月30日から始まった東京ドーム3デイズ公演の最終日。堂本剛(32)が「僕たち、ドームのバックネットを取った(取り払った)んですよ。スタンド席のお客さんもよく見えるように」とうれしい配慮を明かすと、堂本光一(33)も「スタンド席のみなさんとも、もっと愛し合えるようにね」とアイドルスマイル。歓喜に沸く客席にすぐさま「現実見ろよ!現実が見えてないよ!あはは」と突っ込みを入れ、「まあね、いいんですけどね。いまは夢を見る時間ですからね」と満足そうにトークで畳み掛けた。

 この日、33歳を迎えた光一のために、剛は「光一の33歳のバースデーパーティーをしたいと思います」と提案。客席に向かい「みなさん。ここはやはり、アカペラであの曲を!」と協力を求め、観客5万5000人が一体となって誕生日ソングを歌い上げた。

 盛り上がる空気の中、誕生日ケーキも登場すると剛は「うれしいでしょう。こんな豪華なの、なかなかないよ」と自身の演出ににんまり。光一も「ほんまやな。ありがとうな〜」と素直に喜び、「年明けにこんなに大きな会場でコンサートできる。こんなすばらしいことなかなかないですよ」とあらためてファンに感謝した。

 今回のツアーは、メモリアルアルバム「K album」を引っ提げて開催。「ヒマラヤ・ブルー」、「きみとぼくのなかで」、新曲「変わったかたちの石」(11日発売)など全27曲を熱唱した。

 最後は「この2012年が日本中、世界中にとって楽しい良い1年になりますように。みなさんで笑顔と愛のあふれる毎日を過ごしていきましょう」と剛が語りかけ、光一も「毎年のようにこの東京ドームで誕生日を祝っていただけて、自分は本当に幸せ者だなと思います。僕らはみなさんに笑顔を届けられるように頑張っていきます。きょうは本当にありがとうございました」とあいさつし、温かい拍手の中、幕を閉じた。