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60周年ペギー葉山、ミニコンサートで5曲

2012年3月16日 18:41
60周年ペギー葉山、ミニコンサートで5曲

 歌手生活60周年を迎えたペギー葉山(78)が16日、東京・新宿区の歌声喫茶「ともしび」でミニコンサートを行った。

 60周年記念シングル「結果生き上手」(詞・小椋佳、曲・弦哲也)の発売(4月11日)に先駆け、2部構成のイベントを開催。1部では音楽評論家で音楽プロデューサーの小西良太郎氏との対談「われら時代の流行歌」、2部では「新曲発表・うたごえコンサート」を行った。
 
 まずは、満席のファン50人に「お陰さまで歌手生活60周年を迎えました。私がデビューしたころは戦後の大変な時代でしたが、歌というのは、とにかく皆さまに元気を差し上げられる唯一の手段でした。受け取ってくださる歌がいっぱいあった時代に、いろんな歌を紹介させていただいて、きょうまで来られたことを、とても幸せに思っております」と切り出した。

 小西氏に「歌い手さんとして、幸せな60年でしたか?」と質問されると「そう思います」と率直に答え、「女性としても幸せだったと思います。若いときはボーイフレンドがいっぱいいたし、もてましたし(笑い)、それなりのすてきな青春時代でした。これからももっといろんな思い出を作りたい」と笑顔を見せた。

 続くコンサートでは、新曲やヒット曲の「ドレミの歌」、ロングヒット中の「夜明けのメロディー」など5曲を歌唱した。
 新曲について「小椋佳さんが作詞してくださったシャンソンタンゴみたいなとてもすてきな作品でして、ひとつひとつの言葉が小椋さんの世界、小椋さんのセレブな歌の達人という感じで、身にしみながら毎回、新たな気持ちでこの歌に取り組んでいます」と意気込みを語った。

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