演歌歌手の三山ひろし（３１）が３日、東京・有楽町よみうりホールで「三山ひろしファーストコンサート〜演歌の夜明け〜」を行った。

　コンサートの司会を務めるお笑いコンビ、Ｗコロンのねづっち（３７）と一緒に公演直前に会見。おそろいのジャケットで“新コンビ”風に登場した。

　初のソロコンサートの開催を喜び、「きょうから４年目に入るのですが、高知から上京して６年。こうやって歩いてこられて、たくさんの皆さまの手助けを借りてここまで来れたことをうれしく思います」とにっこり語った。

　ラジオ共演が縁で、ねづっちに司会をオファー。その理由を三山は「僕のファン層はお年寄りの方が多いので、なぞかけがちょうどぴったりくるんじゃないかな」と説明した。

　ステージでのなぞかけ共演に備えようとした三山だが、「ぼくがコツをお聞きしたら、教えてくれませんでした！」と舞台裏をこっそり公開。しかしながら、そろいの“ジャケット効果”か、「これを着たら、不思議とできちゃった」と笑顔を弾けさせた。

　「新しいコンビの結成ですか？」と取材陣に確認されると、ねづっちは「三山さんは１人でやっていきたいって。僕は一応、誘ってはみたんですけどね」と残念そうに打ち明け、三山も「僕はこれを着させてもらっただけで幸せ」とピン路線を守る構えを見せた。

　ねづっちは、取材陣の前でなぞかけを披露。「ととのいました！三山さんの初コンサートとかけまして、ストレスがたまると解きます。その心は、胃は痛い（祝いたい）。ねづっちです」と快調に決めて、三山の初コンサートを祝福した。