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龍平が“映画の神様”デ・ニーロとCM共演

2013年2月19日 11:44
龍平が“映画の神様”デ・ニーロとCM共演

 俳優の松田龍平(29)とハリウッドを代表する名優のロバート・デ・ニーロ(69)が、NTTドコモが提供するスマートフォン向けサービス「dビデオ powered by BeeTV」の新CMで共演することが、分かった。

 22日からオンエアされるCMは、「BAR篇」「THEATER篇」「ROOFTOP篇」の3作品。龍平が演じる“映画を愛してやまない青年”が、「映画の夢の中」でデ・ニーロ演じる“映画の神様”とぜいたくな時間を過ごすという内容。

 撮影は2012年12月に、米ニューヨークで行われた。龍平が日本語で、デ・ニーロは英語という異言語によるコミュニケーション。
 龍平は「(CMの)お話をいただいた時、まずロバート・デ・ニーロさんとの共演というのに驚きました。今回のCMの企画が、英語と日本語でやりとりをしているのに、2人の会話が成立するというもので、絵コンテを見ても、このやりとりって本当に成立するのだろうか?と初めはまったくイメージがわかなかったですね。でも、撮影しているうちに(デ・ニーロさんの)表情とか雰囲気とかを自分も感じ取ろうとして、それが不思議だけど成立していて、すごく刺激的でした」と収穫の多かった撮影を回想。
 「デ・ニーロさんと共演できたことで僕自身、興奮しているんですけど、でき上がりも面白くなっていると思います。不思議な雰囲気の、他にはないCMになるんじゃないかと思います。僕も楽しみにしていますし、みなさんも楽しみにしていてください」と呼びかけた。

 日本の企業CMは2回目の出演となるデ・ニーロは、撮影の感想を「素晴らしい人々といい時間を過ごせた。コマーシャルの撮影ではないようだった」と伝え、「残念ながら(龍平の父で俳優の故松田優作さんが出演していた)『ブラック・レイン』は見なかったんだが、龍平が松田優作のご子息と聞いて共演できて楽しかったよ。日本語と英語でのせりふのやりとりは、興味深い経験だったよ」と振り返った。