斉藤和義、映画「名探偵コナン」主題歌歌う
シンガー・ソングライターの斉藤和義(46)が、大人気シリーズの劇場版「名探偵コナン 絶海の探偵(プライベート・アイ)」(4月20日公開)の主題歌を担当することが、分かった。タイトルは「ワンモアタイム」。“強い想いは叶う”という気持ちが込められているという。
1993年8月25日にシングル「僕の見たビートルズはTVの中」をリリースし、今年でちょうどデビュー20周年を迎える。そのアニバーサリーイヤーの第1弾として、自身初となるアニメ映画の主題歌を書き下ろすことになった。シングルとして4月17日にリリースされる。
同映画は1997年の劇場版第1作公開以来、ゴールデンウィ—ク映画として親しまれている人気シリーズだ。前作「11人目のストライカー」で4年連続興行収入30億円を突破。最新作は防衛省・海上自衛隊全面協力のもと、イージス艦を舞台に“某国のスパイ”との攻防を繰り広げる、スパイミステリーとなっている。
斉藤は「劇場版最新作の主題歌のオファーが来たとき、まず“子どもに自慢できるな”と。最新作はシンプルで深いストーリーが面白いと思いました。“強い想いは叶う”という気持ちで曲を作りました。大人も子どもぜひ映画を楽しんでいただきたいです」とコメントを寄せた。
今までの「コナン」主題歌とは一味違った楽曲で、疾走感あるギターサウンド。ロックと優しさが共有し、キャッチーでかつ奥深い楽曲について、「名探偵コナン」のプロデューサーは「斉藤さんの世界観を主張してもらうことにより、その一部が必ずコナンの世界観に重なるという妙な自信がありました。洋上の船の上というシチュエーションを感じられる明るいリズムに、サビにほんのり温かなロマンを感じるステキな曲。映画コナンとしてはちょっと珍しいタイプの主題歌です」と曲紹介した。
初回プレス仕様の特典として、「名探偵コナン」と斉藤のコラボジャケットがブックケース仕様となり、コラボステッカーも封入される。アニメの主人公である名探偵・江戸川コナンと斉藤和義がギターを弾く姿が印象的なイラストで、アニメーションの世界でも夢の競演が実現した。