俳優の竹野内豊（４３）が１１日、都内で行われた公開中の主演映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」の舞台あいさつを行った。

　“死ぬほどモテる”色男のニシノユキヒコを演じた竹野内だが、プライベートでは失敗もあったことを告白。「恥ずかしかったのは電子メールを携帯でやり始めて間もなかった頃。女性の友だちがメールにハートマークを付けてきた。特別な意味がなくても女性は付けたりしますでしょ？それで勘違いをして…」と苦笑いで回想。ラブコールを受けたと感じたものの、当時は恋人がいたため「彼女がいるんです、ごめんなさい」と返信したところ「『そんなつもりはない』と言われて。すっごい恥ずかしくて！フラれたわけでもないのにフラれた気分になっちゃって。初めて、絵文字の怖さを知りました」と赤面ものの過去を明かした。

　金曜日のバレンタインデーを控え、司会者から、男心を掌握するために「女性から男性へのアプローチで成功する方法」を聞かれたが、「そんな責任持ちたくないので！ここでは言いたくない」と本音を吐露。それでも「気持ちと勢いしかないと思いますよ。気持ちさえあれば伝わると思うんですよね。義理チョコでも本命でも何でもうれしいものですから。思いをきちんと伝えることが大事」と真摯（しんし）に来場者へアドバイスした。