活動休止中のヒップホップユニット「ＥＴ−ＫＩＮＧ」が再始動することが、分かった。

　ＥＴ−ＫＩＮＧは２０１４年４月２９日の大阪公演をもって、「メンバーそれぞれがスキルを伸ばす」として充電期間に突入。
　この間は、２０１４年９月２５日にＴＥＮＮさん（享年３５）が亡くなるなど悲しみに包まれたが、メンバー６人でこのほど再び活動することになった。

　まずはアルバム「宴会歌集」を９月１６日にリリース。メンバー７人での未発表曲「Ｓｐｌａｓｈ！」も収録するという。同曲は２０１３年初頭から制作に取りかかり、同年５月初旬にレコーディングが完了したが、リリース時期を持ち越した状態でグループが充電期間に入り、発表の機会を逃していた。
　さらに新生ＥＴ−ＫＩＮＧとして最初のニューシングル「喝采」を１０月２１日に発売する。２年間の充電期間を経てメンバー６人で製作した１曲で、「ファン一人一人への感謝の気持ちを音楽に乗せて届けたい」という思いが込められているという。

　６人はファンに「ＥＴ−ＫＩＮＧは充電完了しました！今まで本当にお待たせしました。一緒に見せてやりましょう！ＥＴ−ＫＩＮＧの底力を！」とメッセージ。
　さらに天国のＴＥＮＮさんにも「賑やかな場所が好きだったＴＥＮＮ、夏が好きだったＴＥＮＮへ『今年もまた、お祭りの季節。夏が来たで。ここからまたＥＴ−ＫＩＮＧはド派手に、賑やかに、そして今まで通り今まで以上に傍にいてくれる人を大切にしながら、大好きなこの大阪から再始動するから見とけよ！』」と思いを発信している。