マッチ35年経て「もうバリバリじゃない」
歌手の近藤真彦(51)が12日、35周年記念ツアー「近藤真彦 THE 三十五周年」の東京公演を日本武道館で開催した。
7月からスタートした本ツアーも、11・12日の武道館2デイズ公演でファイナル。本番前に取材に応じ、今年を振り返って「いい1年でした」としみじみ。
その一方、35周年イヤーを精力的に活動してきたためか「でも、もう、バリバリじゃないね。疲れる。来年はこんなに仕事はしません」と宣言し、笑いを誘った。
1980年12月12日に「スニーカーぶる〜す」でデビューしてから、これまで「やめたい」と思ったことはないそうで「いつやめさせられてもおかしくないとは思っていた。僕はきっと恵まれています。1人じゃ、ここまで来られなかった」と周囲の支えに感謝。
事務所の“長男”として「後輩たちのファンも35年、40年と応援を続けてくれたらいいな」と期待するなど、後輩思いの一面ものぞかせた。
デビュー当時の自分に言葉をかけるなら「何と伝えたいか?」と尋ねられると、「今のお前のやり方じゃ、35年は持たないよ。もう少し抑えろよって言いたいですね」とやんちゃだった過去を反省。
「でも、抑えていたら今はないかもしれない」と続け、「35年たって武道館2デイズできるなんて、夢にも思っていなかった。ファンの方に本当に感謝です」と笑みを浮かべた。