Juice=Juiceついに初武道館公演
アイドルグループ「Juice=Juice」が7日、東京・日本武道館で初の単独ライブを開催した。
暗転した会場にメンバーのフォルムがレーザビームで映し出され、5人がステージに登場しライブはスタートした。
1曲目の「選ばれし私達」から観客は総立ちで、リーダーの宮崎由加(22)は「武道館を世界一熱い場所にしましょう!」とシャウト。MC(=曲間トーク)では、念願の武道館公演に声を弾けさせ、「5人でこのステージに立てることがうれしい」と笑顔も弾けさせた。
金澤朋子(21)も「ついに、この日がやってきました」と大喜びで、「最後まで着いて来てくれますか?」と会場に集まった約1万人のファンに呼びかけた。
楽曲「愛・愛・傘」では、担当カラーの花柄ドレスを着用し傘を使ったダンスで魅了し、アップテンポな楽曲「GIRLS BE AMBITIOUS」では、ファンとの掛け合いで会場に一体感を作り出すことに成功。1曲ごとに色とりどりの演出を繰り出し、熱気が上がり続ける中、本編は終了した。
アンコールでは、ファンの合言葉「ジュースもう一杯!」という呼びかけが武道館の隅々に響き渡り、メンバーが再登場。楽曲「五月雨美女がさ乱れる」を歌い上げた。
植村あかり(17)は「武道館に立つまで全国各地を255公演回りました。ちょっとでも成長した姿を見せられたらと思っていました」と感無量の表情。金澤は「夢だった日本武道館に単独で立てるのは、いろんな人のおかげです。今年に入って病気の発表もあって、心配をかけてばかりで『私、こんなのでいいのかな?』って悩んだ時期もありましたが、皆さんの愛に本当に感謝しています」と涙を堪えながら語った。
ダブルアンコールでは、楽曲「Wonderful World」を披露。感涙するメンバーがいる中、5人そろってマイクを通さず、生の声で「ありがとうございました」と感謝を伝え、ステージを後にした。