小金沢昇司、心構えに変化「届いてるかな」
演歌歌手の小金沢昇司(58)が26日、東京・新宿区の神楽坂でミニライブを開催し、新曲「おまえがいたから俺がいる」など6曲を歌い上げた。
2008年にシングル「神楽坂」を発売したことがきっかけで、神楽坂PR大使に就任。
小金沢はこの日、「神楽坂ほおずき市」に参加してミニライブを行い、「雰囲気、ありますねぇ、神楽坂は。上がったり下がったり、坂も多いですね」と大使として魅力を発信し、「『神楽坂』という歌が(持ち歌に)あること自体がありがたい」と語った。
今年8月にデビュー30周年を迎える。「デビュー当時は、うまく歌わなきゃ、とそればっかり考えていましたけど、最近は、届いているかな?という思いが強くなりました」と心構えの変化を実感している様子。
演歌の歌い手として「40代〜50代に対する新しいジャンルが作れればいいなと思いますね。同級生に聞くと、ほとんど演歌を聴いていませんからね」と危機感を口にし、「30周年なんで、自分で作詞・作曲・編曲全部を含めてやりたい」と制作意欲を明かした。
先日、亡くなった作曲家の平尾昌晃さんには、楽曲「真夜中のものがたり」を提供してもらった。
「レッスンしてもらって、食事をさせていただきましたが、普段の笑顔と、ちょっとしたときの鋭い目つきを覚えています」と回想。「あれだけのジャンルの曲を作れるのがすごいなと思います。平尾先生みたいな作家が少なくなり、寂しい」と偉大な作曲家の旅立ちを惜しんだ。