新日本プロレスの棚橋弘至選手（４２）が１２日、著書『カウント２．９から立ち上がれ　逆境からの「復活力」』（マガジンハウス）の出版記念イベントを都内で行った。

２０１６年以降、膝のケガで苦しんだ棚橋選手が、決してあきらめず逆境から復活するべく積み重ねてきたことをまとめた一冊。
棚橋選手は「ここ２、３年苦しんだ棚橋が生々しい文章を書いています。でも、その中でどうやったら棚橋がまた浮上のきっかけをつかめるか、本の中でも実際、苦しんでいますが、最終的には立ち上がっていこうぜという、読んでくださった方にエールを送る内容になっています。いろんなシチュエーションで復活したいなと思っている人にはぜひ読んでほしい」と呼びかけた。

著書の中には「すぐに結果が出ない努力が、実は大きな意味を持っている」といった示唆に富んだメッセージも盛り込まれている。
棚橋選手は「プロレスのプロモーションも、筋トレも、日々の積み重ね。すぐに結果は出なくても、僕はやめない。いつかこの積み重ねが、僕にとって必ず大事なものになるという確信が、経験の中であるので。皆さんも僕が保証しますから、すぐに結果が出なくても（努力を）続けてほしい」と熱いメッセージを送った。