元ＳＫＥ４８のメンバーでタレントの矢方美紀（２７）が２７日、都内で行われた横浜市医療局主催のセミナーに出席した。

乳がんの適切な早期発見・早期治療の啓発をテーマにしたセミナー。
乳がんのため、左乳房全摘出とリンパ節切除の手術を受けたことを昨年４月に公表した矢方はこの日、「乳がんの気づきと検診・治療体験、適切なセルフチェックの重要性」というテーマで自らの経験を語り、「もし病気になってもいろんな知識があったり、正しい情報を知っていれば、そんなに焦ることもないと思う。まずは月に１回、爪だったり髪の毛だったりを気に掛けるのと同じでセルフチェックを」と呼びかけた。

セミナー後には取材にも対応した。
自身もセルフチェックが乳がんを発見するきっかけになったことから、あらためて「自分の体って自分しか知ることができないと思います。『自分は大丈夫』と思いがちなんですけど、時々は自分の体に異常はないかを調べたり、気にしてほしい」と訴えた。

現在の体調について「まったく問題なく（仕事が）できています。なので、最初は病気になったら仕事ができないっていうイメージが（あったが）自分が経験して変わりました」と話した。