中村典正さんのお別れ会に北島、三山ら参列
8月に肺炎のため83歳で亡くなった作曲家の中村典正さんのお別れ会が27日、都内でしめやかに営まれた。
中村さんは北島三郎(83)の「仁義」、三山ひろし(39)の「人恋酒場」などを手掛けた作曲家で、この日は北島、三山ら約500人が参列。
中村さんの妻で歌手の松前ひろ子のいとこである北島が歌手代表として弔辞を述べ、「半世紀以上の思い出は語っても語り切れないくらいあります。遠い空のかなたで見守っていてもらいたい。そのうち私もそちらに行くと思います。でも、まだ迎えにこないように」と話した。
お別れ会終了後、中村さんの弟子で義理の息子でもある三山が報道陣の取材に対応。
三山は「弟子として、付き人として、かばん持ちとして、勉強させていただいたことはたくさんあって、すごく財産ですし、これからも中村先生の名前に傷をつけることのないように一生懸命努力して頑張っていきたい」と語った。