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染五郎が初声優、父・幸四郎「良かったよ」

2020年3月23日 22:01
染五郎が初声優、父・幸四郎「良かったよ」

オリジナルアニメ映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」(5月15日から公開、イシグロキョウヘイ監督)の完成披露報告会が23日、都内で行われ、ボイスキャストの市川染五郎(14)と杉咲花(22)が出席した。

人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年のチェリー(染五郎)と、コンプレックスの前歯をマスクで隠す少女・スマイル(杉咲)が出会い、「言葉」と「音楽」で距離を縮めていく青春ストーリー。

初映画、初声優にして初主演の染五郎はチェリーに共感する部分が多かったそうで、「チェリーと自分がすごく似ていて。自分も人見知りで、人としゃべるのが苦手なので。でも、チェリーは俳句という自分が一番好きなものがあって、情熱を秘めている。自分も歌舞伎が大好きでやっているので、通ずる部分があったのかな」と語った。

父・松本幸四郎(47)ら家族もひと足早く作品を鑑賞したという。
染五郎は「父が1人で試写会に行ってくれたみたいで、『良かったよ』と言ってくれました。『監督がいろいろ教えて下さっているのがよく分かった』って。母も『泣いた』って言っていましたが、それは自分のお芝居ではなく、作品に対する感想だと思うので」と恐縮しつつ家族のリアクションを報告した。

27日が誕生日の染五郎にプレゼントが贈られるひと幕も。
大ファンというマイケル・ジャクソンのフィギュアなどをサプライスでプレゼントされると、染五郎は「部屋に飾りたいです」と、うれしそうだった。