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磯村勇斗、今田美桜、西野七瀬ら豪華顔ぶれ 日本映画界の未来を背負う、新人俳優8人の “喜びの声”

2022年3月12日 22:20

日本映画界最高の栄誉とされる、第45回日本アカデミー賞の授賞式が11日に行われ、磯村勇斗さん、尾上右近さん、宮沢氷魚さん、Fukaseさん、今田美桜さん、西野七瀬さん、三浦透子さん、吉川愛さん8人が、新人俳優賞に輝きました。

数々のドラマや舞台に出演し、『ヤクザと家族 The Family』と劇場版『きのう何食べた?』では、個性の異なるキャラクターを演じた、磯村さんは「ようやく、この新人俳優賞をいただき、スタートラインに立てたなと思っています。俳優の道を心指してよかったのかなとなんだか少し背中を押してもらっているような気持ちです。これからも世の中に少しでも貢献できるようにつとめていくとともに偏見や差別、戦争のない平和な世界が訪れることを強く願っています。本当にありがとうございます」と受賞の喜びと平和への願いを口にしました。

映画初出演となった『燃えよ剣』で、会津藩藩主・松平容保を熱演した、歌舞伎役者の尾上さんは「本当にうれしく思っております。本日この会場にいらっしゃる映画界のみなさま、どうぞ新人賞の私をかってください! たくさん映画に出たいと思っております。歌舞伎も見に来てください! そして映画も見に来てください! これからもどうぞよろしくお願いします!」と熱烈にアピールしました。

宮沢さんは、大泉洋さん主演映画『騙し絵の牙』で一躍スターとなる新人小説家を熱演。「ここ2、3年ほど、コロナ禍で世界中が暗い毎日を送っておりますが、改めて映画の素晴らしさや、みなさまに希望を与える作品がこんなにあるんだということを、再確認することができました。これからもすてきな作品が世に生まれることを願っております」とコメントしました。

4人組バンド・SEKAI NO OWARIとして活躍し、映画『キャラクター』で俳優デビューを果たしたFukaseさんは、「素晴らしい賞をいただきありがとうございます。この10年間、音楽をやらせていただいた先に、こういう素晴らしい賞をいただける未来が待っていると、10年前の僕が知ったらどう思うだろうなと思いながら、ここに立っています。とても嬉しいです、ありがとうございます」と喜びを語りました。

人気漫画が原作の映画『東京リベンジャーズ』でヒロイン役を務めた今田さんは、「この作品はコロナ禍で何度も何度も撮影がストップしてしまった作品で、キャスト、スタッフのみなさまがすごく熱量をこめた作品なんじゃないかなと思いまして、そのなかでこういう素敵な賞をいただけて、心からみなさまに感謝しています」と、キャストやスタッフへの感謝の気持ちを明かしました。

西野さんは『孤狼の血 LEVEL2』で、弟思いな“スナックのママ”を演じ、新人俳優賞とともに優秀助演女優賞も獲得。「素晴らしい重みのある賞をいただけてすごくうれしい気持ちです。これから先も、ご縁があって出会う作品があれば、誠意を持って、熱意を持って、作品と向き合って、楽しみながら映画づくりをしていきたいなと思います。これからも頑張ります」と力強く語りました。

アメリカのアカデミー賞で作品賞を含む4部門にノミネートされた『ドライブ・マイ・カー』。その作品で、西島秀俊さん演じる主人公の愛車を託される寡黙なドライバーを演じた、三浦さんは「本当に私は作品に恵まれていたなと、改めて実感しています。自分の持っている能力以上のパフォーマンスを引き出していただいたなと。ひとりでも、もっと大きなことができるように、もっと大きな人間になれるように頑張ろうと、今日改めて思いました。本当にありがとうございます」と決意を新たにしました。

『ハニーレモンソーダ』でいじめられた過去を乗り越えるヒロインを演じた吉川さんは、「不安ばかりの作品だったんですけれども、この作品で受賞ができてうれしいです」とコメント。続けて「これからどんどん、いろんな作品で役を演じて、いろんな方に憧れられる女優さんになれるように頑張りたいと思います」と目標を語りました。

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